10月13日~14日、「アルパイン教室」ロープワークと岩稜縦走の講習会を行いました。
アルパイン教室は自立した登山者になるための講習会で、ロープを使っての安全確保に主眼を置き、岩稜帯や岩場などでリスクマネジメントできることを目的としています。
今回は初日に日和田山の岩場でロープワークと登山靴でのクライミングの練習、翌日西上州の岩櫃山で岩稜登山の実践講習を行いました。
実践では鎖に頼らず、危険個所では講習生どうしでロープを使っての安全確保を図りながら岩稜帯を登り降りしました。
どこでロープを使うか? ロープ操作を手際よくするためにはどうするか? など
ガイドのアドバイスのもと自分たちで考えながら行動しました。
講習生の方も、ロープを持っていることで安全の向上を図れるということを理解できたのではないでしょうか?
道具は使いこなして初めて「有効」になります。
普段から少しずつ練習して身につけてゆきましょう。

日和田山でロープワーク講習。基本が大切です。

懸垂下降は難しい技術ではありませんが、確実に行わないと重大事故につながりかねません。

岩稜帯でロープを使って行動。
距離は短いですが、けっこうやばい箇所です。

鎖は使わず登下降しました。

懸垂下降の実践
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