読図講習会 机上編 

11月9日(水)は読図の机上講習会でした。
20日の実践講習で歩くエリアの地形図を使って、
まずは基礎的な地形図の見方、コンパスの使い方を、
なんとなく分かってきたところで、
「現在地の特定」です。


カラーで山の高低や沢や登山道、さらにコースタイムなどが
分かりやすく表しているエリアマップに慣れていると、
はごにゃごにゃと等高線がひかれていて、
大きな町や川や道くらいしかぱっと見た目はわからない地形図には
手が伸びないかもしれませんね。


エリアマップの縮尺は
エリアによって違いがありますが1:50,000程度。
「八ヶ岳」「穂高岳」「剣岳」「奥多摩」と広域なので、
山域の全体像をつかめます。
一方、今回使用したの地形図は1:25,000。
単純に数字を見ただけでも、エリアマップの倍の情報が記載されているという訳です。


例えば、今回の実践講習を行う奥多摩ですと、
エリアマップ1枚で
東:青梅(東京)
西:丹波山村(山梨)
南:八王子(東京) 上野原(山梨)
北:秩父(埼玉) 飯能(埼玉)
の山域が把握できます。


1:25,000の地形図は、
武蔵日原、奥多摩湖、青梅、五日市・・・・など9つのエリア(9枚)あるので、
実践講習の際には「武蔵御岳」の地形図を見ながら歩くことになります。


地形図に慣れるためにお奨めするのが、
地形図をコピーして、
・200mごとに等高線をペンでたどってみる。
・尾根筋、谷筋をマーカーで色分けしてみる。
地形が立体的に見えてきます。


登山道しか歩かないからエリアマップで十分と思ったら大間違い。
「リボンに導かれて踏み後の入ったら、作業道で途中で踏み跡が消えた」
「こっちのほうが近そうだから行ってみたら沢に入ってしまった」
などよくあることです。


出かけるときは、
地形図とコンパスを忘れずに。
持っているだけでは役に立たないので、しっかりお勉強して下さい。


今回の講習を逃した方も、
11月20日(日) 実践講習(残1~2名) 
2月25日(土)~26日(日)  雪山ファーストステップ講習
北八ヶ岳・北横岳と蓼科山登頂+雪上歩行と読図講習(募集中)
にご参加ください。


道に迷った時に現在地を特定して無事に下山することが、
まずは重要ですが、
地形図から地形を想像して、行動計画をたてられるようになると面白いですよ。 


国土地理院 地図閲覧サービス
http://watchizu.gsi.go.jp/


読図講習
「○○あたりを歩いている。×度の方向に△△山のピークが見える。」現在地はどこでしょう?
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